接客の声かけ、右からかけるか?左からかけるか? #4

あなたが店頭で接客販売として働いているとします。
お客様が商品を見つめています。
この時右から声をかけますか?それとも左から声をかけますか?

どちらの方向から声をかけるかあまり意識をされる型は多くはないかと思います。
結果、どちらから声かけしているかというと自分の話しかけやすい方向から声をかけている方が多くなっているのではないでしょうか。

右利き、左利きというのとは別に人間には、自分の得意な側というのがあるのです。

ジョン・G・キャパス提唱し、石井裕之氏が洗練させたWeタイプ、Meタイプと言う人間を2つに分類する考えた方があります。
(正確にはどちらでもない真ん中のタイプも13%ほどいますが、わかりやすく解説するため2タイプとして話を進めます)

Meタイプは左側が得意、右側が苦手。
その為、声をかける(かけられる)なら相手が左にいる方が心地よいと感じます。

Weタイプは反対に右側が得意、左側が苦手。
その為、声をかける(かけられる)なら相手が右にいる方が心地よいと感じます。

では見分け方も解説します。
髪の毛の分け目
Meタイプ おでこの左側が大きい分け方
Weタイプ おでこの右側が大きい分け方
得意な側を広く出している(怪我やなんらかの事情で異なる場合もある)

鞄を持つ手
Meタイプ 右手側に持つことが多い
Weタイプ 左手側に持つことが多い
得意な側を自由にしたいので苦手な側に鞄を持つ

服装
Meタイプ シックな物が好み
Weタイプ 個性的な物が好み

他にも細かい特徴は多々ありますので、ご興味がある方はぜひネット検索したり、石井裕之氏の書籍を読んで見て下さい。

では、まずは相手の特徴、鞄を持つ手、髪型の分け目、服装をチェックして相手の得意な側から話しかけるよう意識してみてください。

前回もコラムでもお伝えしましたが、自分の喜ぶことよりも相手の喜ぶことを優先してみてください。

 


おまけ
タイプ別クロージング前のキラートーク
Meタイプ
すべてのお客様にお勧めできる商品ではありませんが、お客様には大変お薦めです。

Weタイプ
どなたにも喜んでいただいている商品なので、お客様にも大変お薦めです。